花のちるらむ

 

久方のひかりのどけき春の日にしず心なく花のちるらむ

わたしはしず心なく、舞い散る花びら。

 

ここは冷涼な地域だから、昼間が春の陽気でも焦って種を蒔かなくてもいいのに、

終霜を見送り、最低気温がもっと上がるまで待とうと思っても、

昼間がこうも春の光だと落ち着けない。

光のどけき春の日にしず心ない....

わたしはデスクに向かいつつも、庭を散る桜の花びらのように落ち着かない...

 

幸運なのは、何度でも、いつでも深呼吸できる新鮮な空気のなかにいるということ。